今日の見方
就業者数は2か月連続で前年同月を上回りました。雇用者数も前年同月比64万人増えており、働く人の裾野が広がったかをみる材料です。一方、就業者数だけでは賃金の伸びや家計消費の強さまでは分かりません。賃金統計や消費関連指標と分けて確認します。
注目ニュース
1. 就業者数は6,896万人、前年同月比33万人増
総務省統計局が10月30日に発表した9月の就業者数は6,896万人で、前年同月から33万人増加しました。増加は2か月連続です。統計局が公開する1953年以降の長期時系列では、今回の水準が最多となっています。
投資家が見る点: 人手不足や雇用の広がりは、賃金・人件費や個人消費を考える際の背景になります。ただし、この統計だけから賃金上昇や消費の強さを結論づけず、賃金・家計関連の統計と併せて捉えます。
2. 完全失業率は2.4%に低下
9月の完全失業者数は169万人で、前年同月から15万人減少しました。季節調整値の完全失業率は2.4%と、前月から0.1ポイント低下しています。
投資家が見る点: 就業者数の増加と失業率の低下は、労働市場の需給を測る材料です。企業側の採用難や人件費への波及は業種ごとに異なるため、決算で示される人件費や採用計画も確認したいところです。
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