週明け日本株 2026.07.25 半導体売りと原油反落を点検 注目8件 / 日経平均 64,611円 / SOX -4.25% / 決算 4063・4519 日経平均 64,611円 SOX指数 -4.25% Brent 96ドル台 決算 4063/4519 週明けは半導体の値持ちと好決算株への資金移動を確認 kabutrack.com

今日の見方

週明けの日本株は、まず64,000円台前半で下げ止まれるかを見ます。7月24日の日経平均は64,611.15円まで下げており、米SOX指数も4.25%安でした。半導体関連は、寄り付きの自律反発より、前場後半まで安値を切り上げられるかが大事です。

ただ、悪材料だけではありません。Brent原油は100ドル台から96ドル台へ反落し、信越化学工業と中外製薬は決算数値で確認できる材料を出しました。指数が弱いなかで、半導体材料、医薬品、銀行優待、IPOに資金が分かれるかを見たい週明けです。

注目ニュース

1. 日経平均は64,611.15円、7月24日は2.73%安

日経平均は2026年7月24日に64,611.15円で引け、前日比1,811.45円安、2.73%安となりました。7月23日の66,422.60円から大きく下げ、週末を前に値がさ株への売りが指数を押し下げた形です。

投資家が見る点: 64,000円台前半で買いが入るか、65,000円台を回復して定着できるかです。指数だけでなく、上昇銘柄数と下落銘柄数のバランスも確認したい局面です。

2. SOX指数は4.25%安、半導体の戻り売り圧力が残る

PHLX Semiconductor指数は7月24日に11,818.89となり、4.25%下落しました。NASDAQ総合は24,975.82、0.64%安で、米国株全体より半導体の弱さが目立ちます。

投資家が見る点: アドバンテスト、東京エレクトロン、ディスコ、キオクシアHDなどは、寄り付き後のリバウンドが続くかを見ます。SOXの下げをそのまま嫌気するのか、決算や受注の強い銘柄に資金が移るのかで、半導体内の選別色が変わります。

3. Brent原油は96ドル台へ反落、ただしコスト警戒は残る

Brent原油は7月24日の商品市況で96ドル台へ下げました。100ドル台からの反落は、空運、電力、外食、食品などにはいったん安心材料です。

投資家が見る点: 原油が100ドルを下回る状態を保てるかです。反落が続けば内需・コスト敏感株の買い戻しにつながりやすい一方、再び100ドルを超えると、資源株や商社が相対的に強くなり、輸入コストを抱える企業には逆風が残ります。

4. 信越化学工業はQ1増収増益、電子材料が支える

信越化学工業(4063)の2027年3月期第1四半期は、売上高6,624.24億円、前年同期比5.4%増、営業利益1,737.98億円、4.2%増でした。電子材料事業は売上高2,792億円、セグメント利益1,019億円と伸び、生活環境基盤材料の弱さを補いました。

投資家が見る点: 半導体地合いが弱いなかで、材料株としてどこまで評価されるかです。通期営業利益計画7,000億円に対する第1四半期進捗は24.8%で、次は電子材料の増益がどこまで続くかを見ます。

5. 中外製薬はCore営業利益21.0%増、医薬品大型株の受け皿候補

中外製薬(4519)の2026年12月期中間期は、売上収益6,633億円、Core営業利益3,291億円となりました。Core営業利益は前年同期比21.0%増で、海外製商品とロイヤルティなどのその他収益が利益を押し上げました。

投資家が見る点: 半導体・AI関連から資金が抜ける日に、利益成長の見える医薬品大型株へ資金が向かうかです。Core営業利益の通期計画6,700億円に対する進捗は49.1%で、下期も海外製商品とロイヤルティ収入が続くかを確認します。

6. 7月27日は決算予定企業を確認、キヤノンは15時30分発表予定

日本取引所グループは、2026年7月27日開示予定分の決算発表予定を公表しています。個別では、キヤノン(7751)が2026年12月期第2四半期決算を7月27日15時30分に発表予定です。

投資家が見る点: キヤノンは円安メリット、医療機器、カメラ、印刷関連の採算を確認する決算になります。マクニカHD、コーエーテクモHD、シンプレクスHDなども、半導体需要、ゲーム、DX投資の温度感を測る材料です。

7. ほくほくFGは株式分割にあわせて優待を変更

ほくほくフィナンシャルグループ(8377)は、2026年9月30日を基準日とする1株を10株にする株式分割にあわせ、株主優待制度を変更します。2027年3月31日基準分から、分割後2,500株以上10,000株未満で5,000円相当、10,000株以上で10,000円相当の専用カタログ商品が対象です。

投資家が見る点: 分割前換算では最低条件が250株以上となり、従来より参加しやすくなります。地銀株は金利上昇メリットも見られやすいため、優待変更だけでなく銀行株全体の地合いと合わせて確認したい材料です。

8. 7月29日はIPO2社、初値形成は選別色が強い

2026年7月29日は、アイ・グリッド・ソリューションズ(603A)とビーエイブル(604A)の上場が予定されています。直近IPOではティアフォー(593A)が公開価格を下回る初値となっており、IPO資金はテーマ性だけでなく吸収金額、業績、需給を細かく見る流れです。

投資家が見る点: アイ・グリッド・ソリューションズは電力・分散型エネルギー、ビーエイブルはシステム開発・IT人材関連として見られます。どちらも上場日の地合いが弱い場合は、公開価格との距離と初値後の出来高を優先して確認します。

確認しておきたい日程

日付予定
2026年7月27日日本取引所グループの決算発表予定で、7月27日開示予定分を確認
2026年7月27日キヤノンが2026年12月期第2四半期決算を発表予定
2026年7月29日アイ・グリッド・ソリューションズ(603A)、ビーエイブル(604A)が上場予定
2026年10月1日ほくほくFGの株式分割効力発生日
2027年3月31日ほくほくFGの変更後株主優待の初回基準日

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出典