2026年11月3日 日本株朝刊:祝日先物と半導体決算

今日の見方

最初の確認点は、8時45分に始まる大阪取引所の祝日取引です。現物株は休場しているため、先物の値動きを日経平均やTOPIXの現物価格として扱わず、11月4日の寄り付きに向けた材料として読みます。

次に、米国の中間選挙とAMDの決算を確認します。AMDは発表イベントを日本時間11月4日7時に予定しており、同日9時の東京市場再開前に内容が判明する見込みです。会社の売上・利益実績と次四半期の見通しを分け、半導体株全体への影響を決算後の価格形成で確かめます。

11月2日に出た国内企業の中間決算にも、増益・増配予想と、増収ながら利益が減った会社が混在しています。休場日の見出しだけで反応を決めず、11月4日の現物取引で個別の業績内容がどう評価されるかを見たいところです。

注目ニュース

1. 文化の日、東証現物は休場し大阪取引所は祝日取引

11月3日は文化の日です。JPXの公表によると、大阪取引所・東京商品取引所では指数先物、指数オプション、商品先物、商品先物オプションの祝日取引を実施します。デイ・セッションは8時45分から15時45分、ナイト・セッションは17時から翌6時です。国債先物、金利先物、有価証券オプションは対象外です。

投資家が見る点: 現物株の売買はなく、祝日取引の価格は株式市場の終値ではありません。先物の変動に加え、取引時間帯や流動性の違いを踏まえて、休場明けの価格形成を見ます。

2. 前営業日の日経平均・TOPIXはそろって下落

11月2日の日経平均は63,081.86円で、前営業日比208.25円(0.33%)安でした。TOPIXも3,930.28と34.79ポイント(0.88%)下落しました。11月3日は現物市場が休みのため、この日の終値が最新の日本株現物指数となります。

投資家が見る点: 休場中の先物や海外市場の動きは、11月4日の寄り付きでまとめて反映される場合があります。先物の値だけでなく、指数間の強弱や個別銘柄への広がりを再開後に確認します。

3. 11月2日発表の決算は銘柄ごとに内容が分かれる

住友商事(8053)は中間純利益が3,478.65億円となり、通期純利益予想を6,700億円へ引き上げました。日本航空(9201)は上期売上収益が前年同期比11.7%増えた一方、EBITは36.0%減。京セラ(6971)は上期営業利益が56.4%増え、SBIホールディングス(8473)は税引前利益が52.9%増えました。各社の開示に基づく詳細は関連記事にまとめています。

投資家が見る点: 住友商事とSBIは利益指標の定義や収益構成が異なり、増益率だけでは比較できません。日本航空のような増収減益も含め、利益の中身と通期見通しを会社ごとに確認します。休場中のため、株価反応は11月4日以降です。

4. 米国中間選挙の結果を休場明けの材料として確認

米国では11月3日が連邦議会選挙の投票日です。開票や勝敗の判明時刻は州ごとに異なり、日本時間11月4日の東京市場が始まる前に全ての結果が確定するとは限りません。

投資家が見る点: 選挙結果の報道を受けた米国株先物、金利、為替の変化が、休場明けの日本株にどう波及するかが確認点です。政策への影響は議席構成やその後の議会運営にも左右されるため、選挙結果だけから特定業種の方向を決めつけません。

5. AMDの四半期決算イベントは日本時間11月4日朝

AMDは2026年11月3日14時(米国太平洋標準時)に、2026会計年度第3四半期の決算イベントを予定しています。日本時間では11月4日7時に当たり、東京市場の現物取引再開前です。

投資家が見る点: 売上高や利益の実績だけでなく、データセンター向け製品や次四半期の見通しを分けて確認します。決算の内容と市場の反応が判明してから、東京エレクトロン、アドバンテストなど日本の半導体関連株への波及を見ます。

今日の確認ポイント

  1. 8時45分からの祝日先物取引で、前営業日終値からの変化と取引の進み方を確認する。
  2. 米国中間選挙の開票状況と、結果を受けた金利・為替・株価指数先物の動きを追う。
  3. 日本時間11月4日7時予定のAMD決算を確認し、東京市場再開前の半導体株の手掛かりを整理する。

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